ゴルフ新論


1ラウンド54のスコアを出す方法





1.ゴルフというゲームの成り立ち



ゴルフというゲームは
決められたホールを如何に少ない打数で上がるかを競うものです

「なーんだ、そんなこと当たり前じゃないか」
と貴方は思うでしょうか・・


では聞きますが どうすれば少ない打数で上がれるかご存知ですか?


もう、ここでギブアップですね・・・
おそらく、その先を考えたことも無いでしょう


人よりもより遠くへ飛ばす?

世界ドラコンコンテストの優勝者が
トーナメントで勝ったという話は聞きません

飛ばすことは悪くはありませんが
これは正解では無いようです
答えは他にありそうですね・・・


正解は「
方向性




「狙った方向に寸分違わず真直ぐ飛ばすこと」

「そんなこと、当たり前だよ」

ところが、口にするほど
そのことを意識した打ち方をしていますか?


「正しいフォームで、正しく当たれば真直ぐ飛ぶよ」
とぐらいにしか考えていないでしょう
そんなことでは、いつになったら、真直ぐ飛ぶことやら・・・


寸分違わず真直ぐ飛ばすこととは、
例えば50y先のピンに
全ての打つ球が当たるかのように飛ぶということです
実際に当たる球も何発もあれば、惜しくもかする球もあるでしょう

打つ度に
「この球も当たりそう」
という次元の話をしています


そんな打ち方出来ますか?

「無理に決まってるだろう」

でも無いのですよね・・・



その具体的な方法論は後でお話しするとして
「狙った方向に寸分違わず真直ぐ飛ばすこと」
ができれば、どういうゴルフになるでしょう?

パーオンできる飛距離があれば
全部バーディチャンスに付くでしょう



体力的に距離が出せない人でも
例えば450yの長いパー4のホールで
ティショットが200y、セカンド150yしか飛ばなくて
100yも残っても
その3打目の100yがピンに向かって寸分違わず真直ぐ飛ばせれば
楽々パーで上がれるのです


私が知る限りでは、すべての人はゴルフのスイングを間違えて練習しています
それではいくら練習しても上手くなりませんね








正解は「方向性」なのです




ゴルフとは飛距離ではなく「方向性」の精度を競うゲームなのです


このことをしっかり認識しましょう

この認識をもてれば、ゴルフは格段に上達します






2.透明人間



TVの画面から人の姿を消すと、どうなるでしょう?
透明人間のゴルフ大会
なにやら面白そうですね


宙をクラブが舞います
さまざまなクラブの動きから、いろいろな球が打ち出されます

見ているうちに
クラブの動きと球の飛び方に
法則性があることに気がつくでしょう


「ああ、これじゃだめだ・・・」
「おっ!これはピンにつくぞ!」


やがて、クラブの動きを見るだけで
結果が言い当てられるようになるでしょう


「う〜ん、この動きでは方向性は出ないね・・」
「おお!このクラブの動き方はすごい!」


「ワォ!完璧!・・・・・・あっ!入ってしまった!」


のシャフトのクラブが一番良い動きをしているね」
のシャフトのクラブはイマイチかな・・・?」
のシャフトのクラブは、あれデタラメだな・・・?」


「そうか!
のシャフトのクラブの動きが良いのか!」
「でも、それって、どうやれば出来るのかな?」


ところで、さて
貴方のスイングでは何色のクラブの動きを出そうとしていますか?
知らない?
でしょうね・・・
全然関係ないことを意識して練習してますから


もしもし
透明人間を目を凝らして見て
フォームを真似しても上手くいきませんよ

遠回りすることは止めて
直接そのクラブの動きを真似した方が早いでしょう


ところで
のシャフトの使い主
誰だと思いますか?
当てられたらすごいですね!


答えは次回



3.球の方向性を狂わすもの

 

まずは前回の回答から

のシャフトの使い主

あれはタイガーの好調時、普通時、不調時の一人舞台です
同じ人間でも、例えどんなに優れた才能を持っていても
体の動きからスイングを追及すれば、必ずそうなってしまうものなのです

体のどこかの動きをいじっただけで、クラブの動きは変わってしまうのです

理想のクラブの動きを知らぬまま、フォームを考えてもどうにもなりません

タイガーが好不調を行ったり来たりするのも、

元を正せば理想のクラブの動きがどうあるべきかを

彼自身明確に定義できていないためです

 

彼が語った中に

試合のラウンド中にスイングの不調に気がついたとき

「徹底してスティンガーショットを打っていくと、やがてショットの調子が戻る」とありました

スティンガーショットは秘伝のクラブ操作ととてもよく似ています

調子が戻るのは当然のことなのです

彼が誤解しているのはそのスティンガーを究めて行く方向に正解があるのに

スティンガーをさまざまなバリエーションの中の一つととらえているところでしょうか・・・

惜しいですね


 

グリップ一つで、体の動きがまったく変わってしまうことは知っていましたか?
左手フックグリップは体が大暴れするグリップ
過去にタイガーがそれで大失敗したのは有名なお話です

フックグリップがなぜいけないか?
インパクトで左手首が負けないようにするのがフックグリップの利点ですが
その歪が体全体の動きに出てしまう欠点があります

そもそも
左腕は上げれば内転、下ろせば外転するのが人間の自然な動きです
フックグリップで外転したら、球はとんでもなく左に飛んで行きます
ゴルフになりません

フックグリップでは
本来人間がやりたい自然な動作を
無理やり変えてやる必要が出てくるのです
無駄な動作を付け加えることも必要でしょう
結果は、体が暴れて不具合のオンパレードとなります


本題に戻りましょう
球の方向性を狂わす要因は打ち出し方向とサイドスピンです

サイドスピンを発生させる最大の原因はクラブを振るからです
シャフトを振るからと言い直したほうがわかりやすいでしょう

リストターン
アームターン
ボディターン

全部、球は空中で曲がりますね・・・

円運動のスイングをしている限り、クラブを丸く振って使っている限り

球は空中で曲がり続けます

 手から先の部分は振るものではありません

振れば必ず球は曲がります

振って良いのは特殊なアクロバットスイングのときだけ

球を故意に上げる、スピンを故意にかける、曲がり球を打つ

本来必要の無いショットの時だけです

使う場面が無いことに超したことはありません

 

手から先を動かさないということは

故意にコックを使わないということに繋がるでしょう

 

ベン・ホーガンはコックを使って、さらに軸をスライドして打っていたようですから

おそらく球は曲がったでしょうね

己のスイングを正当化したかったらしく

「球は曲がるものだ、ストレートボールは奇蹟でしか生じない」

と言ったとか言わなかったとか

 

後日、ストレートボールのモー・ノーマンに恥をかかされたエピソードは有名です

 





休憩室

秘伝用クラブのお話を
秘伝講習会講師から秘伝打法に適したアイアンクラブの問い合わせがありました

会員の皆さんには、秘伝のテキストの中で
PINGのZINGは秘伝練習用にと推薦してしてはいましたが
マッスルバックではどうか?と

今のモデルはどれも今ひとつですが
探してみたらありましたね・・・
遡ること1950年代から60年代

この頃にアイアンの性能はすでに確立されていました
スポルディングの赤トップ、黒トップ
ベンホーガンのアペックス、パーソナル
ウィルソンのスタッフモデル、ダイナパワー


秘伝にはもってこいのモデルばかりです

そういえば、この頃にゴルフ史上で名手と呼ばれる人が多いですね
モー・ノーマンもサム・スニードも


これらのクラブに共通して見られる特徴は

ヒール側からトウ側に向かってボリュームがリニアに増大していることです

基本構造を見たとき
なぜアイアンのフェースの形は正面から見たとき三角形をしているのでしょう?
なぜ、ソール幅は先端に向かってリニアに広くなっているのでしょう?
それは先端に向かってリニアに重量アップを図りたいからです

そう、ゴルフクラブはL字のハンマーなのです
だから、L字のハンマーなりの正しい使い方が必要となってきます
今のその打ち方では、だめですね・・・たぶん、おそらく、きっと、やっぱり


70年代に入ってクラブの性能はどんどん曖昧になっていきます
今のモデルは?と見れば
間違った打ち方に迎合した、試行錯誤の駄作品ばかり?
そりゃ、間違った使い方をすれば球は大曲するに決まっているでしょう
だからといって

ご丁寧にわざわざ先端の重量を落としたり・・・
途中に大穴を開けたり・・・

いっそのこと、四角のフェースのアイアンでも作ってみては?
ぜんぜんだめなことに気がつくでしょう
つまり、だめ方向を指向しているのが今風のアイアン
どんな醜いスイングが完成するのやら、思いやられます

クラブ設計者は
秘伝打法でも習って本当のスイングを勉強する必要がありそうです

所ジョージがプロデュースしたアイアンは
スポルディングの赤トップにそっくり

とっくに完売したらしいですね・・
いや、まだ買える?
http://www.gp-nexgen.jp/d_kelly/index.html

だけど、宝の持ち腐れとならぬよう、秘伝の打ち方も習わないとね・・・
最後に行き着くのは、優れた道具と、それを使いこなせる技術なのです

どちらが先かと問われれば
打法が先でしょう
なぜなら、性能悪い道具を何度も買い代える失敗も省けます




4.タイミングを毎回狂わすもの

再現性が得られない
大間違いのスイングをこれからやってみましょう

動きを伴う2つ以上の以下の要素を同時に組み合わせるスイングがこれです


捻転
リストターン
腕振り
ボディターン
体重移動
捻転差キープ
下半身リード
フェースローテーション
アームターン
左リード
腰の回転
腰のバンプ


醜い単語もずいぶん出てきました


くれぐれも真似をしてはいけませんよ
一生タイミング合わせで苦労します

機械で無いので、再現性は0です
毎回、調子が変わります


今日絶好調!
一晩寝たら絶不調・・・

いわゆる「いい感じ」を追い求めるスイングはダメなのです
素振ブンブンの彼も、だから波がありますね


では、ダメスイングをやってみましょう


まず手首を積極的に使ってクラブヘッドを左右に振って打ってみましょう
それができたら、そこに腕の振りを加えていきます
上手く打てるようになりましたか?
腕を振るタイミングとクラブを振るタイミングが偶然に合えば良い球が出ます

フェースの向きは自然にローテーションするはずですので、クラブに任せましょう
テークバックで開き、フォローで閉じますから
インパクトでは運がよければスクエアになるはずです


そこまでできたら次はそこに体の捻転をくわえます
トップで肩は90度、腰は45度捻ります
ダウンはその捻転差を保ったまま
左腰を切り戻し、右ポケットを押し込むようにしてください

どうですか?
クラブを振るタイミングと
腕を振るタイミングと
捻転のタイミングが偶に合えばすばらしい球が打てるようになります

どうですか?
合うようになりましたか?
できない?
ゴルフの才能が足りないのかも知れませんね・・・


上記ができたら、次はそこに体重移動を加えます
テークバックでは右足にしっかり乗り
フィニッシュでは左足にしっかり乗るようにして打ってみてください
そうすればもっと楽に飛ばせるようになるはずです


どうですか?
クラブを振るタイミングと
腕を振るタイミングと
捻転のタイミングと
体重移動のタイミングは
合うようになりましたか?


全部のタイミングがドンピシャで合えば
偶然ですが、すばらしい球が
狙った方向に打てるようになります


できない?
ゴルフの情熱が足りないのかも知れませんね・・・
しっかり練習してください


もしもし、お客さん、振り遅れていますよ、それでは・・
振り遅れないためには、両脇を閉めて
クラブが常に体の正面から外れないように意識してください
脇に何かを挟んで練習するのも良いでしょう


フェースの向きが暴れる?インパクトで開く?
左はフックグリップで握ってください
フェースが開く人はテークバックで開かないようにシャットに上げましょう


できない?
タイミングが合わない?

なんか、おかしいなあ・・・
あなたゴルフに向いてないかも知れませんね




貴方のスイングももしかしなくてもこれと同類のスイングです
永遠にタイミングなんか合いませんね

もともとが、人間の能力限界を超えて不可能なことですから
たとえ、100年やってもできないでしょう

しかも上に挙げた要素単語の内、一つを除いてあとはほとんどが
むしろやってはいけない動作なのです


今のその延長を続ける限り
上達は絶望的と言えるでしょう


「母さん、僕のあの時のすばらしいナイスショットはどこにいったのでしょうね?」

「あきらめなさい、坊や」




スイングの要素はひとつだけで十分です
二つ以上の要素があれば、組み合わせのタイミングは毎回狂います
再現性はほとんど0なのです
スイングの要素はひとつだけ
他はすべて「封印」しなければなりません
封印するということは、「意識して止める」ということです


さて、ひとつだけ選ぶとすれば


リストターンでヘッドを振る
腕を振る
体の捻転
体重移動

さて、貴方はどれを選んだら良いと思いますか?


ヒント:

パット、アプローチからドライバーのフルショットまで使えること
方向性が出せること
直線運動ができること
タイガーのスティンガーショット
ザック・ジョンソン



答えは腕を振るです


といっても、貴方が今やっているであろう
その方法で腕を振るのではありませんよ

講習会で実地で教えるときも、講師によれば
「では、腕だけを振ってみてください」とやると
最初は100人中100人が落第
全員がでんでん太鼓のように肩を振り回すそうです



でんでん太鼓



太鼓は動かさずに、錘の付いた紐だけ動かせませんか?
できない・・・
「紐だけ動かせませんか?」
やっぱり、できない・・・


やって見せて、やらせてすぐできる人は10%
腕振り体操から誘導して動かせる人は10%
残り80%の人はぎこちなくしか動かせないようです

やり方を教えてもらっても、筋肉が訓練できていません
いったい、いままでどんな振り方で覚えてきたのかな?

貴方もおそらく例外ではないでしょう

目の前で、マンツーマンで教えてもらってもこんな状態ですから
それすら知らない人は、どうして一人でできるようになるでしょう?
まず不可能ですね


そのやり方でなければならないことに気づくまで10年
そのやり方のコツを見つけるまで10年
さらに、秘伝が教える腕の動かし方にたどり着くには、さらに?十年以上かかるでしょう
なぜなら、そういうことは、ものの本には見当たりません


腕を振れないから、体を動かすしかなくなります
だから、捻転、体重移動、リストターン、アームターンを混ぜなければなりません

インパクトでは左肩が開いて、右肩突っ込み
右腕は縮んだまま伸びず
右踵が大きく浮いて、左腰はバンプ
ヘッドアップのトップ、ダフリ、スウェー、シャンク、振り遅れドスライス
くるっと回って左ネットへプル

「コースだったら球の直撃くらって一人ぐらいは死んでるな・・・」

動きはでたらめ
その、でたらめ要素3つ4つの組み合わせだから、タイミングも毎回狂い
ひどいスイングです
そんな状態では、先へ行っても希望は薄いでしょうね・・
それでもまだ、独学続けますか?



次回は、腕の動かし方についてお話しましょう

スイング動作は両腕の協力関係によって生じるもので
それぞれの腕単独では振る動作というのはまったく生じないのです

練習場で片手で打っている人を見かけますが
あれは、とても恥ずかしい間違い動作ですね
片手では腕・クラブは振れないことを知らない幼稚なレベル
やらないようにしましょうね


その両腕の協力関係によって生じる動かし方での最小のスイングが
パットとアプローチです
HPにある体験談の最新のところに月例初優勝の話が載っていますが
じつは、この腕の動かし方を教えたのでした

パット、アプローチには絶対に守らなければならない原則があります
偶然かどうかは知りませんが、できているプロもいれば
ぜんぜんできていないプロもいます

できていないプロは大事なパットを右に左に良く外します
「なんで?」
外した後にそんな顔をしていますが
外れて当たり前のことをしていますから当然の結果でしょうか
プロの身になってさえ、知らないことはかわいそうですね
競争に勝てません


その原則を実現するためにも
腕の動かし方には重要な秘訣があるのです


そのままの腕の動かし方を大きく速くすればフルショットになります
パットからドライバーのフルショットまで
まったく同じ動作で打つことができます

スイング要素は一つ
ただ腕を振るだけ

他の要素はむしろスコアを悪くする方向に働きます



5.スイングは全てで共通している


皆さんが気がついているかどうかは知れませんが
その人のスイング動作はパットを打つときの小さなスイングから
アプローチショット
そしてフルショットの大きなスイングまで
全て同じ筋肉を動かして打っています
つまりスイングの大きさにかかわらず「同質」だということです

その「質」の影響がもっとも顕著に現れ
良し悪しを自覚できるのがパッティングやチップショットです

パットの調子が日替わりで変わる人
短いパットを外す人
思ったラインに球が出ない人は要注意です

スイングの「質」が悪いからそうなるのです

パットで重要なのは一に方向性です
方向性の重要性はショットだけに限りません
当たり前ですが、肝心の最後のパットが入らなければスコアにはなりません

パッティングの「質」が悪いとはどういうことか?
「肩のライン」が動くのを「質」が悪いといいます

ショットで脇を締めろと教わった人は、残念ですがどうにもならないでしょう

なぜ「肩のライン」が動くかといえば
腕を動かす原理を勘違いしているから

その勘違い動作の影響は
小さなショットに表れ
そしてフルショットに表れます

方向性、安定性、再現性は失われ
球は予期した方向と違うところに飛んでいくでしょう
そして球は空中で大きく曲がります

そうなって当たり前のことをしていれば同然の結果です


パットの不調からショットが不調となる


世の中で、さも分かったかように言われているこの言葉ですが
厳密に言えば間違いです


正しくは

腕の動かし方、筋肉を間違うから
パットもショットも不調になって当たり前である

と言い換えるべきでしょうか・・
パットの不調に先に気づいただけのことです


腕を動かす動作の「質」を間違えてはいけませんね

しかし、ほとんどの人が正しい「質」を知りません
無意識に偶然できている人はいますが
明確な知識として認識をしていませんから
すぐに不調へと突入します


正しい「質」で腕を動かせる人
間違った「質」で腕を動かしている人
その差は測りようもありません
雲泥の差
大差です

何よりも間違った「質」で腕を動かしている人の動作は醜く
格好悪いものです

でもご安心を
本人は自覚できるところまで行っていませんし
回りも気づくところまで行っていません(爆)



6.「スイングの質」のお話


結論から先に言えば、ほとんどの人はスイングの質を間違えているでしょう
どれほど間違えているかといえば

+と−
右と左
↑と↓

つまり全部が真逆です

これではいくら練習しても上手くなるはずはありません

皆さんがどれほどスイングを勘違いしているか?

一例として、上でお話した左右の腕の役割・使い方・動かし方で解説しましょう

左腕はクラブのシャフトの延長です
言い換えれば左腕はシャフトで、その腕の先にヘッドが「固着」しているもの
当然手首の部分では動きません
つまり左腕は「動かされるべき道具・物体」でなければなりません
左腕を動かしてやるのは「右腕」です
右腕詳しく言えば右ひじの曲げ伸ばし押しで左腕を動かしてやります

テークバックで右ひじの曲げを使ってグリップを高い位置に持ち上げた所がトップ
より遠くへ飛ばすために
腕の位置のエネルギーを大きくするためには
グリップ位置をできるだけ高いところへもっていったほうが良いでしょう

トップからは右ひじの押し伸ばしを使って
左腕を押し下ろしてやります
つまりスイングの基本動作の品質は右腕による左腕への「押し」です

多くの人が勘違いしているのはバックスイングで「捻転」すると思っていること
「捻転」は腕を上げた結果生じる中の一現象でしかありません
捻転で飛ぶと思っていませんか?
飛ばしに必要なのは腕のふり幅とスピードです

また多くの人が勘違いしているのは
ダウンスイングを「左サイド」の「引っ張り」「引き下ろし」でやると思っていること
スイングの基本動作の品質は「右腕の押し」ですから
もう全くの正反対です


ほんの数行、スイングのことを書いてみましたが
正反対はいくつ見つかりましたか?

左腕とクラブの関係
左腕の役割
右腕と左腕の関係
右腕の使い方、動かし方
押しと引き
捻転の意味

全部が正反対です
お話にもなりません

これらの間違いは氷山の一角に過ぎません

たったこれだけ書いて、これほど間違えていますから
全体でどれほど間違えていることやら想像もつきませんね

肝心の正しいクラブの使い方はもっと大きく勘違いしているでしょう





7.「腕を振る」





「腕を振る」ということはどういうことでしょう?


「前に倣え」で両腕を前に差し出して
体を左右に回転させると
腕は動きますが、それは「振る」とは言いません

多くの人のスイングは程度の差はあれ、これです。あなたも・・

でんでん太鼓


パットがド下手な人に象徴される動きですので
貴方もよく目にしているでしょう

打ちながらカップに体ごと回転させながら顔を向けて
カップの中を覗き込みに行く
あれです

そのとき貴方はこう思いませんでしたか?

「ひどい打ち方をするものだ、かわいそうに・・」


そこまでひどくないにせよ
貴方のスイングも同じようなことをやっているのです

自分で気がつかないだけ
誤りを自覚していないだけです


「腕を振る」ということは肩の関節部分で
胴体に対して、上腕の角度を大きく変化させることです

「前に倣え」で両腕を前に差し出して
両腕を左右にいっぱいに開き、そして
胸の前で交差させる動きを往復連続させたとき
腕が振れた(動いた)状態と言います

その動きでは肩の関節部分で角度として180度
腕が振れた(動いた)ことになります

先ほどの前倣いでは腕の角度変化は0です
これを「腕が有効に使えていない状態」と言います


ではその動きを右腕一本でやってみましょう
クラブは持ちません


一つは、前倣いから体を左右に回転するでんでん太鼓
もう一つは、今説明した腕を左右に開いて胸前に閉じる動きです


どちらが貴方のスイングイメージに近かったですか?

「でんでん太鼓」だったでしょう?

かわいそうに、あのパットのおっさんと一緒ですよ
あなた・・・




右腕がフィニッシュまで動ける角度は
「右腕上腕が胸にぶつかるところまで」です


動ける角度範囲を限界まで一気に
スイングの早い段階、短時間で動かせるほど
「腕が速く振れた」ということになります

上の陳清波プロの右腕と胸の間の角度を見ると
もうこの段階(以前)に
限界まで腕(クラブ)を振り終わっているのが分ります

同時に
左肩が後ろに全く引かれていないことにも
注目すると良いでしょう


それにしても、この写真のスイングは凄い!

今の世界の現役ツアープロと比べても
ここまで出来ている人は見当たりません
世界一の完成度と言っても良いでしょうね




比較的近いと思われるのがこの写真


胸と右腕のなす挟角に注目してください
この段階で、限界近くまで狭まっていることが分かります

球を追う目線の向きから判断すれば
腕がここまで振られていても
肩のラインはまだそれほど開いていないことも分かります

これが世界のトップレベルの技術です

ただしこの写真で彼が残念なところは下半身
腰が左にバンプして開いてしまっているところ

腰を構えた位置でロックできれば
背骨ももっと垂直になるのですがね・・




対して日本のプロはどうなのか?


   藤田寛之      池田勇太      片山晋呉      石川 遼       谷口 徹



上のの写真に較べて
早いタイミングであるにかかわらず
肩のラインが90度近く大きく開いています

胸に対する右腕の挟角は
まだ90度以上開いているでしょうか


つまり、体に対する腕の角度が
位相差で180度近くも振り遅れているのが判ります
体が先に90度早く開き、腕が90度遅れて動く
両方合わせて180度です


かといってこのままの肩の向きでは
腕を胸に近づけたら
球は後ろの景色に向かって飛ぶしかありません

ダウンの始動の段階からすでに
スイングメカニズムが大きく違っているのです



ここまで違いがでるのは
「頭の中身=スイング知識」の違いでしょう


動かす筋肉、使う筋肉が違います
動かす方向、使う順番も違います


そういえば、ブッチ・ハーモンが言ってたらしいですね

「日本のプロは全員スイングを間違えている」


1960年にこれほどすばらしい技術が日本にあったのに
誰が一体、どうして
今のこんな変なスイングにしてしまったのでしょうね?


トッププロでもこんな状態ですから
書店店頭やインターネットには間違い常識が氾濫しています
正しく教えてもらえるところを探すのは困難です






「体と腕の間の角度」変化の量と速度を上げる
腕振りの位相を180度速める
ここに注目して練習すのも一つの方法です


「位相を180度速める」
具体的にどうするか?
トップで後ろ向きのまま
背中に向けて腕だけで打てばよいのです



制御神経回路や
筋肉できてないから出来ないと思いますけど・・

今までの間違った考えと、動きが邪魔して
出来ないと思いますけど・・





あああ・・・!
体重移動に、腰、体回していたら

角度閉じるどころか
逆に開いてしまっていますよ・・・あなた

こりゃ、だめだ・・・
基本の筋肉の使い方が全くデタラメ


椅子に座って練習しなさい


やはり独学では無理だと思いますよ
人生の時間を損するだけです









8.挟角(肩のラインと腕のライン)


3章で述べたように動作・操作の複数の組み合わせは
タイミング合わせという
再現性を低下させる致命的な要因を生じます


日本のプロが海外で勝てないのは
下半身、腰の回転で打つという誤った知識が原因です


メジャー中継を見れば
日本人だけが腰を振って打っていることが
容易に識別できるでしょう
池田勇太は言うに及ばず、石川遼も然りです

以下の映像も誰が解説しているかは知りませんが
こんなデタラメ解説が正しいものとして通用しているのですね
体重移動も、腰の回転もスイングには無用のものなのに・・
この解説者、世界との大差が全然解かっていません



世界のトップクラスは
イメルマンと同じような打ち方を指向します





間違ったスイングは醜いものです

必要でもない要素の数をわざわざ増やしてスイングを複雑にします
肝心の土台が動いては
上半身がいくら正確な動きをしたとしてもどうにもなりません


横峰さくらが良いところは下半身が動かないこと
椅子に座ったまま、下半身を使わずに打てることです





さて
今回は、意識外の要素が方向性を狂わすという話です

ここまで、左右の腕の個別の働きでの共同作業によって
唯一、正しい腕振りスイングが形成されると述べてきましたが

下半身を止め、体幹の筋肉すら使うのを止めてそれを行っても
どうしても生じるのが
両腕が振られることによる両肩のラインの向きの変化です


腕はターゲットラインに沿って目標に向かって直線に動かしますが
肩のラインが時々刻々
毎回スイング毎に好き勝手に回転したらどうなるでしょう?
球の行方は球に聞くしか無くなります


解かりやすく体験してみましょう
使うのはパター

地面に引いた直線に沿って目標に向かってパターを動かします
そのとき同時に意識して肩を目標方向に回転してみてください

どうでしたか?
恰好悪い下手くそへっぽこパターおじさんになったでしょうか・・

パターならまだ気がつきますが
アプローチショットなると平気でこれをやるヘボプロは日本には多いですね




実はここにも、要素の組み合わせが存在しているのです


複数の要素の組み合わせのタイミングを毎回正確に合わせることは
人間の能力範囲を超えていますから
要素は一つでなければなりません


腕の振りは無くすことはできませんから
肩のラインの回転要素を消すしかありません


つまり球の方向安定性を出すためには
「肩が回転して向きが変わる前に振り終わる」
ということなのです


別の言い方をすれば

フォローの出口(左肩口)で
「両腕のラインと肩のラインの両方を目標方向に向けて揃える」

ということです
ただし正しいクラブの操作方法が伴ってこそですが


それが7章でお話した挟角につながってきます

その観点からもう一度、上の写真を見てください
日本のトッププロはどこまで解っているのでしょうね?・・


海外の大会でラウンドのインタビュー
「今日はドライバーがフェアウェイに行かなかった」
というコメントは良く聞きますが


「72ホール安定してドライバーでファウェイに打つ技術が自分には不足している」
というコメントが聞こえてきません

「ただ、たまたま調子が悪かった」
の繰り返しばかり・・・



成績が悪いのは技術を間違えているからですよ
雁首揃えて大挙して押しかけても
全員揃って予選落ちの繰り返し

たく、自分のスイング技術がどれほど劣っているかも
全然解かっていないようです

スイングもだめならパッティングもだめ
全員デタラメスイングです

「スイングの品質」において
最初から、日本の選手のそれは世界に通用していないのです




・・・・・



ところで、タイガーが心配です
パットは依然として「法則」ができないまま
今日チラッと見えた限りでは
アイアンまで、初心者がやるような動作を加えてしまっています
体全体で上下動でタイミングを取るような打ち方を・・

末期症状ですね・・


今のままでは、全米プロは大差で落選?
何とか立ち直って欲しいですね


治せるコーチは、全米を探してもいないかも知れません


・・・・・・




今年の2010全米プロ

タイガー
ラウンド前の練習場で
キャディにクラブを頭にあてがわせて
頭が動かないようにとやっていましたが

頭が動くのを防ぐには
根本からスイングメカニズムを変えるしかありません

スイングは最終日がなんとか許容範囲内に入ってきましたが
次回はまたどうなっているのか・・・

復活するための試合の数が全く足りません



今年の全米プロは技術の争いと言うよりは
心の強さの争いに見えたでしょうか?
一見、そう見えて実は技術に全ての原因がありました


一打リードでトップのダスティン・ジョンソンは
18番ティショットのドラーバーを大きく右にプッシュアウトします
飛んだ先は大ギャラリーのさらに右、ロープの外側だったようです

本人が球のところにたどり着いたとき
球の周りはギャラリーの壁で埋め尽くされていました

球があるところは周りはラフ、球の下は「砂地」のベアグランド
誰もがそう勘違いしたであろう実は「バンカー内」だったのです

アドレスでソールしてしまい、なんとがボギーで上がったところで
グリーンサイドにPGA競技委員
「もしもしあなた残念ですがペナルティ付きますよ」

その状況を嘆く前に最初に打ったドライバーのミスを悔いるべきでしょう
腕を一気に振り抜けなかったから
軸が左に流れたから
手がアドレス位置よりも左に流れたから
球は右に行ったのです
もともとがそういう不具合要因を持ったスイングだったのが原因です


3日目までトップのニック・ワトニーは
最終日にいきなりダボスタート81も叩いて撃沈

スイングは前日までとうって変わって大違い
野球でいうところの球を迎えに行く打ち方になってしまいました

大事に、安全にと思う心がスイングを狂わせたようです
プレシャーがかかったときそうなるのは
彼は「挟角」でスイングを覚えていないから

大事に打とうとするほど顔も目も胸も球に正対しようとします
そうなると、ダウンでは先に体が動き、肩のラインが開きます
そうなってしまっては腕を一気に振って「挟角」を作ろうにも出来ません

腕が思いっきり振れないのではゴルフにならないのは当然の結果です
3日目中盤までは出来ていた 腕を一気に振り終わるスイングが何処かに行ってしまいました

上記の写真のように
腕の抜ける方向と肩のラインをセットでスイングを覚えていないと
プレッシャーがかかった時、こうして大崩れします


ババ・ワトソンはチャンスを逃しました
プレーオフの3ホール目、ティーショットを加減したのが敗因です

もともとスイングは腕をリバース軌道に動かす変則スイング
ゴルフの勝利の女神の目に適うものではなかったようです




優勝争いをしてるレベルでもそういうスイングですから
世界のゴルフの技術のレベルは未だに低いままです


ゴルフスイングを解明できるだけの
頭が良い人がいなかったのかも知れませんね・・


何しろ190センチの大男たちが腕力にまかせて
球をぶっ叩いて争う競技ですから
理論は無用です



9.ゴルフスイングとは?


ゴルフの究極の目的は
18ホールを如何に少ないスコアで回るかということです
そのためには「方向性」が重要ということを述べました。
その方向性を作り出すのは「クラブの動き」です。

クラブがどう動けば球を目標に正確に運べるかは以下で解明しました

インパクトゾーンで
フェースが目標に真っ直ぐ向き
クラブに適正な前傾角度を保ったまま
クラブの全ての部分が同じ速度で
ターゲットラインに沿って
直線に動いたとき
球は空中で曲がることなく
目標にピンポイントで飛んでいきます
円運動では無理なのですよね・・


それをスイングで達成するために
以下のことを知らなければなりません


1.腕がクラブをどう動かすか

2.腕はどう使うか(左右の腕の役割)

3.体に対して腕はどう動かすか

4.腕の動きと上半身の動きの正しい位置関係

5.上半身と下半身の役割と分担


これらの全てが矛盾せず、破綻することなく
全てが統合しているスイング理論を知る必要があります

しかし、上記1〜5のどれ一つも
正しく書かれたものを私は見たことがありません



雑誌の聞きかじりや
断片的な知識
自分に合いそうな理論の良いとこ取り
ワンポイントアドバイスやワンポイントレッスン

あたかもガラクタを寄せ集めた
ボロットスイングを創っているに他なりません


「自分に合う理論」
そんなものは最初から無いのです

やるべき理論は本来は一つしかありません

少しだけまともな理論をやる人が
少しだけ人より上手くなるだけのことなのです






では上記の2から5について解かったことを
順にお話していきましょう
なお、1については秘伝テキストに詳しく書いてありますのでここでは省略します

それが正しいかどうかは日米ツアープロの
各試合毎の成績と映像を見比べてご自分で判断してみてください

尺度の基準は以下となります
ただし見分ける能力があなたに必要です


全く出来ていない← 日本ツアー下位<日本ツアー上位<<<PGA下位<PGA上位 →比較的出来ているが完璧ではない



2.腕はどう使うか(左右の腕の役割)


クラブは左腕の延長のごとくに一体として扱う
したがってハンドダウンの度合いは小さい
左腕はクラブを腕と一体に保持する役割だけを果たす
左腕自身は動くための原動力を持たず
一体となった左を動かすのは右腕の曲げ押しの力である

だから出来ている人のダウンは左肩は開かず
胸の向きはトップの向きのまま後ろを向いたまま
腕はインパクトに向かって下りていく



出来ていない人は違う筋肉を使い
違う方法でクラブを下ろすから
インパクトに至るまでにさまざまに姿勢が暴れる
結果、方向性の精度と再現性が低下します









3.体に対して腕はどう動かすか


腕は腕だけを使って動かす
肩関節は体から外して使う
ターゲットラインに沿って直線軌道に動かす


体は正面に向けて止めたまま
「自らの意識で」
左右に移動しない、捻らない、向きを変えない、回転しない
「してはならない」
むしろ正しくは「しないように力を使う」べきである


スイングのイメージは自分の体を壁に見立て
腕は壁に沿って直線に動かすことで
方向性の精度が得られます





4.腕の動きと上半身の動きの正しい位置関係


究極、極限は「左右見開きの本」の如くとなる

本体は止まったまま
トップでは左腕に相当するページがペタンと本体(胸)に重なり
フォローでは右腕に相当するページがペタンと本体に重なる


腕の位置が移動すれば上記3でいう壁の向きも変わるでしょう
壁の向きが変われば方向性は失われます
ですからそうならない体に対する腕の捌き方をしなければなりません

そしてその動きこそが
体に対して腕が最大限、最速で振られたことになります


なお、体の各部の動き・変位・ねじれは
時計の分針・時針が秒針によって正確にシンクロナイズする如くに
腕(秒針)の動きだけによってシンクロして
自動的に「結果として」作り出されるのが正しい



5.上半身と下半身の役割と分担


ゴルフスイングのダイナミックな動きは全て上半身が行います
下半身はその動きを支える「不動の」土台・建造物です
ここがグラグラしては腕振りのスピードが上がりません
ここがフラフラしては全体の向きが変わってしまいます

下半身は普通に立っているだけではだめなのです
足裏で大地をワシ掴み、膝をしっかり曲げて力をいれ
押されても動かない体勢を作らなければなりません
建造物ですから左右に1mmも動いてはいけなく
0.1度も回転してはいけません

そうすることで腕振りのスピードは無限大に上げられ
ベタ足インパクトも当たり前に出来るということです







全く出来ていない← 日本ツアー下位<日本ツアー上位<<<PGA下位<PGA上位 →比較的出来ているが完璧ではない
  ↑
あなたが向かっているのはここ?



(つづく)




皆さんはここを読んで、ここからヒントを得ようとするでしょうか・・・
でも、全てが正反対の間違いから成り立っているそのスイングが
ここのヒントだけで直るのは、難しいかも知れません

一番肝心のクラブの正しい操作知識(秘伝)を知りません


正しいスイングを覚えるためには
ここに書いたこと全てを統括した理論(秘伝)に基づいて
基本から順番に積み重ねて覚えていくものです


目標に正確に
ピンの根元20センチに球を運ぶための
正しいクラブの挙動はどうあるべきか
それはすでに解明出来ています


そのクラブの挙動を作り出すための
操作・動作はどうすべきかも解明済みです


操作・動作を毎回完璧にできれば
全ホールでベタピンOKバーディが取れるでしょう
そういう次元のショットのお話なのです



と言っても、それを教えられるのは私しかいません


世界中を見渡しても
その操作・動作が完璧にできている人はいません
というよりは、かなり低次元での完成度です
知らないことは目指しようもありませんから


その操作・動作の不完全ななかでのわずかな完成度の順番で
試合の成績順位は決まります
タイガー、ミケルソンといえども
この原則から逃れることは出来ません


日本選手が海外で全く通用しないのは
その操作・動作の完成度が低いのではなく
やるべきことの真逆を指向しているからです
全くお話にもなりません






このショットに加えて

「パット新論」で紹介している
パットの新打法も合わせれば
1ホールでバーディチャンスは2倍となります


セカンドでベタピン
グリーンに乗ればどこからでも1パット

18ホール全部バーディで54のスコアです



私が教える、秘伝のショットと秘伝のパット
この両方が世の中のスタンダードとして普及したとき


いづれ50台のスコアで優勝を競う時代が来るかもしれません
そうなって欲しいものです


今はジュニアからゴルフを始める人数が増えているようですが
残念ながらそれを教える教本も指導者も間違いだらけでは
何よりも、一生懸命やっている本人がかわいそうですね
残念ながら、彼らに未来は開けていません












ゴルフは上達の過程を楽しむゲームではありません
試行錯誤・発明・発見を楽しむゲームでもありません


ボビージョーンズの自叙伝を読んでも
下手から上手くなったところは書いて無く
いきなり上手くなったところから話が始まっていますが

彼も正しい打ち方を教えてもらったからそうなったのであって
自分で考えて上手くなったのではありません




上手くなる最善の方法

ヒントを頼りに
自分の力だけで上手くなれると思うのは
大間違いだと知るべきです

一番速く、誰よりも上手くなれる方法は
ここで「秘伝」を習うことでしょうね

それ以外の方法は


残念ながら
知る限りではありません

challenge this one.

フォームを改造するやり方はとても時間がかかります。
しかし、道具を操作する方法は知識と意識があればすぐに始められるでしょう。
何よりもフォームの呪縛から解放されます。


by BJH






【リンク集】

パット新論
ゴルフ秘伝


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